危篤連絡をする際の注意点
危篤と告げられた時に、最期を看取ってほしい人を決めたら、すぐに病室へかけつけられるよう連絡をしますが、その際には必要な情報を伝えることを忘れないようにしてください。
- 危篤の人の情報
- 病院名・住所・電話番号
- 病室番号
- すぐに病室に来ることができるか
- こちらの連絡先
元気な時に最期を看取ってほしい人について話をしている人もいるかもしれません。
その際には漏れがないように必ず連絡をして、元気な時に最期に看取ってほしいということをいわれていたことを伝えておきましょう。
急に看取りといわれても相手も困るかもしれませんので、親族などではない相手の場合は、最期を迎える前に会ってもらえるかをお願いする程度の方が相手に負担をかけずにすみます。
危篤連絡を受けて面会に行く時のマナー
親族の家族または自分自身の両親や兄弟から、連絡が入るかと思います。
その際に確認することとしては、会いに行くことが可能であるかということです。
危篤の状態での連絡ということは、最期に会ってほしいと思っているから連絡をしてきたということなので、最期に会えるようであえば会っておきましょう。
ただし、大人数で病院に行ったりして、周囲に迷惑をかけてしまうことがないようにしなくてはいけません。
病院によっては親族以外は面会ができなかったり、家族であっても面会の人数が限られていることがあるので、病院のルールを確認しておきましょう。
会いに行けない場合には、お手伝いなどを必要とするか確認をすることも必要です。
危篤の時に話すのは不謹慎と感じるかもしれませんが、いざという時にすぐに動けるような状態であることを伝えておくことで、安心することができます。
葬儀の準備
危篤の方の側で、話をすることを避けたいと思うかもしれませんが、葬儀の準備を進めておくことも大事です。
生前に相談をしていたり、契約をしている葬祭会館や互助会などがあるのであれば、電話を入れておくのもよいかもしれません。
亡くなった時に改めて連絡をすることになりますが、事前に相談をしておくことで亡くなった後の準備をスムーズに進めることができます。
もしも、葬儀に関することを何も決めていない状態であれば、目星をつけておくことも大切です。
気持ちとしては複雑なものがありますが、数社から見積を取り検討するのも良いでしょう。
見積を取る時間が出来ない場合には、おおまなか金額などをチェックしておくだけでも、慌てて準備をしてしまい、必要以上の出費となってしまうこともあり得ます。
葬儀の準備だけではなく、亡くなった時に必要な手続きなどを調べておくことも必要です。
亡くなった後の手続きは思っているよりも申請手続きの期間が短いものが多く、手続きを行わないと何もできなくなってしまうものばかりなので、事前に確認をしておくようにしましょう。
実際には亡くなってから行うことばかりですが、事前に確認だけでもしておくと、いざという時に慌てずに済み、自分達で難しいと思うことを事前に親族や親しい人へ頼めるか確認をすることが可能です。
葬儀の準備は1人で行うことができるものではないので、頼れる人を探してお願いしておくことで安心して最期の看取りをすることができるでしょう。
まとめ
危篤の連絡を受けた際、心構えと何をするべきかなどについて紹介しました。
家族や身近な親族などの突然の危篤の連絡を受けた場合、気が動転して何をすればよいかと悩んでしまうでしょう。
ご紹介した内容以外にも危篤の際に行うことがありますが、危篤の連絡を受けた時には、気持ちを落ち着かせることが一番重要となります。
気持ちを落ち着かせ、今やるべきことを1つずつ行うようにしてください。
危篤の状態からすぐに亡くなることもありますが、容態を持ち直したりしながら数日ほど一進一退を繰り返していくこともあります。
気が張り詰めた状態が長く続くと、疲れてしまうと思いますが大切な人の最期と向き合うための時間と解釈し、向き合っていきましょう。