葬儀のために取る忌引きとは?忌引き休暇を取るためのマナーや内容を紹介!

葬儀のために取る忌引きとは?忌引き休暇を取るためのマナーや内容を紹介!

忌引きのマナー

忌引きを連絡し、忌引き休暇明けに会社に行く時にはどのようなことを行うべきなのでしょうか?

一般的なマナーとして挙げられるものを紹介していきます。

会社に提出が必要な書類を提出する

忌引きの場合、通常の休暇とは異なり事前に届けなどを提出することができません。

休暇明けに書類を提出するようになると思いますので、書類を提出します。

会社によっては証明書の提出を必要とする場合があり、この場合の提出書類とは「会葬礼状」などがほとんどです。

近年は家族葬が増え、会葬礼状が無い場合もございます。

そのような場合は、火葬場でもらう埋葬(火葬)証明書のコピーでも大丈夫です。

埋葬(火葬)証明書には故人の名前、死亡日、火葬日がのっています。

一般的に証明書として認められるものは「死亡診断書・死体検案書」「埋葬(火葬)証明書」「葬儀の施行証明書」などになります。

コピーをとっておくことが必要になりますが、事前に会社に必要の有無を確認しておくと休暇明けまでに準備が可能です。

上司や同僚にお礼を述べる

休暇明けに出勤したら、まず上司にお礼をいいましょう。

そのあとに同僚や休暇中にお世話になった人へお礼をいいましょう。

お通夜や葬儀などに参列してくれた人にもお礼をすることを忘れないようにしてください。

お礼はメールではなく直接いうほうが丁寧であり、感謝の気持ちが伝わります。

相手が不在の場合には先にメールを入れておき、後日改めてお礼をするようにしてください。

取引先などの人にも、打ち合わせなどの日程変更などをお願いしてしまった場合にも、直接挨拶に行くか電話などでお礼をすると印象が良くなります。

香典返しを行う

会社の方から香典を貰っている場合には、香典返しを行う必要があります。

香典返しは香典の半額が一般的であり、御礼状を付けて渡しましょう。

供花や弔電をもらった場合には、菓子折りなどを持参するようにしてください。

個包装で日持ちのするものがおすすめです。

忌引きの常識とは

会社へ忌引き連絡をする場合のマナーなどについて紹介しましたが、忌引きにまつわる常識などを紹介します。

知っておくことで。忌引き連絡を必要とする場合に、知らず知らずのうちにマナー違反をしているということがありません。

初七日に忌引き休暇は使えるのか?

一般的には忌引き休暇は使用されないですが、喪主や配偶者で10日、父母でも7日の忌引きが取れることがほとんどなので、それ以外の親族の場合には会社に相談をして休みを取るようにしましょう。

四十九日や百箇日法要などの場合には、有給申請をして休暇を取っておく人が多いようです。

家族葬だったが後日会社から香典をもらった場合の対応

家族葬であったため親族以外の参列を辞退していた場合、忌引き明けに会社から香典をいただくこともあるかもしれません。

その場合には金額の半額を香典返しとしてお返ししましょう。

会社の場合には菓子折りなどが良く、日持ちのする個包装の物をお返しするようにしましょう。

会葬礼状などを作成していない場合もあるかもしれません。

その場合には、会葬礼状のようなものを作成して渡すようにしましょう。

マナーを知って周囲に迷惑をかけない忌引き休暇を取得しよう

忌引きに関するマナーや連絡方法について紹介しました。

通常の休みとは違い、急に休むことが必要になるのが忌引きです。

周囲に迷惑をかけてしまうという後ろめたさを感じてしまうこともあるかもしれませんが、誰にでも起こり得ることであり、順番などもありませんので、家族や親族に不幸があった場合には速やかに会社へ連絡するようにしましょう。

忌引きなどに関しては法律などで休みの日数などが決められていないので、会社ごとの規定があるはずなので、会社ごとの規定に沿った申請を行ってください。

会社の規定よりも長く休みを必要とする場合には、有給休暇や欠勤などの対応が必要になるので申請時に確認をしましょう。